お悩み❶ 情報が多すぎて希望の求人が見つけられない
転職活動を始めるにあたり、まず最初にすることは転職先の情報収集です。
あなたが何を求めているのかがハッキリしないまま、転職サイトに登録したりハローワークへ行ったりといった行動をとってしまうと、あまりにも求人情報が多いことに気がつきます。
特に転職サイトの場合、さまざまな企業からスカウトメールやオファーメールが毎日大量に届きます。
転職したい仕事の希望条件が明確になっていないまま情報が増えてしまっても、多くの情報に目移りしてしまい、無駄に時間ばかりが過ぎてしまいます。
その結果、なかなか転職先が見つけられないという事態に陥ることもあるため、情報収集には注意が必要です。
お悩み❷ 自分の強みが分からない
面接時に「あなたの強みは何ですか」と聞かれて、即座に答えられる方は少ないと思います。
しかし、転職活動においてはほぼ問われる質問です。 そのため、自分の強みを把握しておくことが必要になります。
自分の強みは何かと考えた際に、「〇〇という資格を持っている」「〇〇の経験がある」といったことを思い浮かぶ方もいるかと思います。
しかし、転職活動においては、その「結果」をどのように仕事に活かしていたのか、またはどのような仕事をしてその「結果」を得たのかを説明したほうが良いでしょう。
また、「自分の短所しか見つからない」という方もいるかもしれません。 そのような場合は、短所を長所へ変換してみてください。
例えば、
「いつも仕事が遅いと言われる」→「仕事をじっくりと丁寧にする」や、「飽き性」→「いろいろなことに興味を持つので、幅広い会話に合わせられる」などです。
「どう考えても自分の強みが分からない」という方は、ぜひ周囲の人に聞いてみましょう。
自分では気づかない、他人から見た強みを教えてくれるかもしれませんよ。
お悩み❸ アピール方法が分からない
面接時には、自分のことを自分の言葉でアピールしなければなりません。
転職の際に企業が求めることについては、「仕事への意欲」だけではなく、「実務能力」や「人間性」が重視されます。
もちろん、経験者のみの求人だけではなく、未経験応募可能な求人も多数あります。
実務経験が不足していても、アピールの方法次第では採用される可能性はあります。
また、上記の「人間性」については、企業によって違います。
例えば、コミュニケーション能力を重視している企業に対して、一人集中して作業するのが得意とアピールしたとしても、プラス材料にはなりえません。
このようなミスマッチを防ぐためには、その企業がどのような人材を求めているのかを、事前に情報収集しておき、自分の強みと照らし合わせて自己アピールすることが大切です。
お悩み❹ 条件を希望通りに伝えられない
希望の企業から内定が出たとして、それですべてが終わりというわけではありません。
そお企業から提示された条件(給与額、勤務地、入社日など)がすべて自分の希望どおりであれば、内定を受けて入社すればよいでしょう。
条件面のいずれかでも納得できないところがあれば、自分の希望する条件を提示しながら転職先の企業とすり合わせて、お互いが納得できる落としどころを見つけるべきです。
しかし、このような企業との交渉に慣れている方は非常に少ないと思います。
交渉することによって、せっかくもらった内定が取り消しになるかも、と考える方も少なくありません。
ですが、そこで交渉せずに不満を抱いたまま転職先に就職したとしても、またすぐに転職を考えるようになる可能性が高くなります。
交渉を成立させるためには、自分の「強み」が武器となります。
自分の強みをアピールすることで、条件をよくしてでも働いてもらいたい存在となることが大切です。

copyright(C)2021 staffcreation.net All rights Reserved.